Archive for the ‘北陸’ Category

九谷焼

Posted on 2月 19th, 2008

Posted by かおり

今から約330年前、加賀百万石の絢爛たる文化と財力により官窯として、加賀の支藩だった大聖寺藩、藩主・前田利治が後藤才次郎に命じて焼かせたのが九谷焼の始まり。
藩内の産業の一つとしてやきものに目をつけた三代加賀藩主・前田利常が我が子利治に命じ、良質の陶石が発見された九谷村で窯を開かせたということですが、それから約45年間しか焼かれていない。
現在、古九谷と呼ばれているのがこの当時のものになります。
その後、約100年間、原因不明の廃窯期間があり、加賀藩によって金沢に春日山窯が開窯されました。
これを機に、古九谷再興を目指して数多くの窯が出現、それぞれの作風を作り出し、九谷焼の歴史が再び始まりました。
現在の九谷焼の原点です。

九谷焼の特徴は、緑、黄、赤、紫、紺青の五彩の上絵具で絵付けした重厚感のある色彩です。
これは日本画家の狩野派の名匠・久隅守景の指導によるものだそう。
この五彩を使い、古九谷から再興九谷に至るまで、それぞれ特有の画風を創り出してきました。
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越前焼

Posted on 2月 1st, 2008

Posted by かおり

越前焼は中世六古窯のひとつです。
古くは平安時代の須恵器の生産までさかのぼります。
平安時代初期には灰釉陶器が焼かれていました。
熊谷、小熊谷、平等大釜屋敷、焼山、曾原、増谷、織田の山中に古窯跡あります。
他の中世古窯と同様に壷、瓶、擂り鉢などが焼かれていました。
中世には北陸地方最大の焼き物生産地でした。
お歯黒を入れるために使われた、お歯黒小壷が有名です。
江戸中期に一時衰退したが、明治期以降次第に復興しました。
従来の焼き締めのほかに、九谷風の色絵磁器も生産するようになりました。
昭和45年(1970)に、越前陶芸村が建設され、全国から陶芸家が集まるようになったそうです。

土は鉄分を多く含んで焼き上がりは茶褐色。
暗緑色、黄色、青白色の自然釉が流れている。
薪で焼いた焼き締め物が越前焼の伝統的な作風や刷毛目や線ぼりの作品もあり、越前ねじ立て技法という独特の手ひねり技法で大物の壷を製作しています。

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