備前焼

Posted on 1月 30th, 2008

Posted by かおり

備前焼は瀬戸、常滑、丹波、信楽、越前とともに日本を代表する六古窯の一つに数えられています。
産地の地名をとって「伊部焼」とも呼ばれています。

備前焼の歴史は古く、古墳時代より須恵器の生産を営んでいた陶工たちが平安時代から鎌倉時代初期にかけて、より実用的で耐久性を持つ日用雑器の生産を始めたのが誕生の時代といわれています。
備前焼の魅力は飾り気のない素朴さで。
釉薬を用いない渋い焼き上がりは、やがて堺、京都の茶人に認められるところとなり、桃山時代には茶器の名品が数多く焼かれていました。

 そして現代に至るまで苦難の時代を乗り越えながら、”製品”から、”作品”ヘと新たな芸術の境地が切り開かれてきました。
今日まで約一千年の歴史の中で備前の街並の窯から煙ののぼらなかった日は一日たりとなく、金重陶陽、藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢崎淳の5人の人間国宝を生んでいます。

 土と炎と人の出会いによって生み出される茶褐色の肌の風合は、約1300度もの高温で2週間も焚き続けられる窯の中で創造されるものです。

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